今年も4月から狂犬病予防とフィラリア感染予防の季節がやってまいりました。
飼い主様には犬への狂犬病ワクチン接種が「狂犬病予防法」にて義務付けられており、生後91日以上の犬は飼い始めてから30日以内に1回、その後毎年1回の予防接種を受けなければなりません。
当院は熊本県獣医師会の会員のため大津町、菊陽町にお住まいの方は当院で狂犬病注射後に登録および鑑札、注射済票の交付をしております。(注射後に役場に行かなくても大丈夫です)上記地域以外(県内/県外)の方は「狂犬病接種証明書」を発行いたします。
料金は町の集合注射の値段と同じになります。
フィラリア(犬糸状虫)はわんちゃんが蚊に刺されることにより感染し、その成虫は心臓(肺動脈)に寄生し、心臓病を発症する恐ろしい寄生虫です。月1回の飲み薬の投与か1年間効果のあるお注射をお勧めしています。飲み薬はビーフジャーキーに薬が溶かし込んであり飲みやすくできています。なお、今年の予防薬の投与を安全に行っていただくために、フィラリア抗原検査(血液検査)が必要です。
また、最近ではネコちゃんへの感染例も報告されております。ネコちゃんも予防ができますのでご相談ください。遅くとも5月までにはご来院ください。